おひとりさまを ご機嫌に。

ご機嫌な気持ちを大切にする毎日

美味しさは幸せなんだと改めて。

幼少期は北の大地で美味しいものに囲まれて過ごしました。
18歳で上京して近所のスーパーで買った食材が
びっくりするくらい美味しくなくて一瞬自分が病気になったのかと思いました💦

そんなショック体験したものの
その後は忙しい毎日に次第に食生活も簡単になり、
結婚して子どもが生まれてからは
子どもたちを「おなかいっぱい」にさせることを最優先させていました。

食べることに幸せを見つけるという
そんな思想は全くなかったのでした。

🍚🍚

今。
次男との2人暮らしになったところで
やっとやっと食事を楽しむ余裕が出来た気がしています😊😊
時間にも心にも余裕が生まれたせいでしょうか。

そんな時に
宮下奈都さんのエッセイを読みました。
食べ物に纏わる
幸せなエピソードの数々。

宮下さんの作品は専ら小説ばかりを
手にしてました。
5月の若葉のような瑞々しい繊細な文体と
度が過ぎない優しさがお気に入りの作家さん。

初めて読んだエッセイに
うんうん。と頷きながら
頁を捲る手が楽しくて。

チョコレートの件は
ん。もう。やられた!とにまっと😁

タイトルのウミガメのスープ
映画「パペットの晩餐会」に
繋がったときは
予感めいた物が上手く嵌って
嬉しくてまた、にまにま。

パペットの晩餐会

質素な生活を送る老姉妹のもとにやって来た
家政婦パペットが、珍しい食材で腕をふるう晩餐会。恐る恐る晩餐会に参加する姉妹と村の人たちの心が美味しい料理によって開かれ笑顔と幸福なため息を齎す。


デンマークの🇩🇰映画だったと思います。
数年前に一度見たきりですが
見た後に幸せになれる
印象深い作品でした。