残暑の中で思うこと。

まだまだ暑い日が続いています。
コロナより熱中症で亡くなる方の数字が気になる今日この頃ですね。
目に涼しくなるような和菓子を知人より
頂きました。

見ているだけで涼しげな気分になれます。

今年は
コロナウィルス、
自然災害、
熱中症、
で沢山の方の命が失われていると
テレビや新聞で報じられています。

実際そうなのかもしれません。

でも私が時々思うのは
この生活環境や医療技術の向上で
日本人の寿命がとても長くなっていて
更に多くの統計が取られるからこうした数字が生まれているだけで。

例えばこれが30年前、40年前ならば
熱中症などという言葉もなくて
それでも暑さに負けて亡くなられた方も沢山いるだろうし、
インフルエンザウィルスで命を落とした高齢の方のデータなど取っていなかったとも思います。多分ですが。

人には寿命というものがあります。

それは
本来自然のサイクルに組み込まれていて、
野に咲く花や森に立つ木と同様に
自然に芽を出し、成長して、実をつけ、やがて枯れて土に還るはずが、

お薬や高度な医療技術でいつまでも
枯らせてくれない状態のように
感じます。

本当は
強い風が吹けば木は倒れてしまう。
悪い虫がつけば花は枯れてしまう。

それで良くない？？

科学技術の進歩や長寿社会を否定するつもりはないのですが、
そんな進歩にヒトはいつのまにか
高慢になっていて
今、神様にめっちゃ、怒られているような気がしてなりません。

与えられた天寿をきちんと全う出来れば
良いだけ。と暑さの残る休日に
つらつらと考えてみたりしたわけです。