人を巻き添えにしたいという気持ち

言葉
巻き添え・巻添え

読み方
まきぞえ

意味
関係のない事件や事故により被害や損失を受けること。

（辞典オンラインより）

電車での刺傷・放火。
逃げ道のないビルの中で放火。
自宅に人質をとって立てこもり・・

そんなことで「人を巻き添えにして自分も死のう」という事件が続いていますね。
観ているとぐったりとした気持ちになります。

そこまで思い詰めて死を望んだ背景はそれぞれで
例えば
人間関係や仕事がうまくいかない。
経済状況が悪い
病気がなかなか治らない

などなど絶望する要素はその辺にごろごろたくさん転がっていて
その要素がずーんと深刻なほど
何かふとしたきっかけで
死ぬという方向へぎゅっと引っ張られるというのはわかります。

もうそこに行くしかないと思い詰めてしまうんだと思います。
どこかのタイミングで救いの手が差し伸べられなければ
落ちていくのはあっという間です。

わからないのは全く関係のない人を巻き添えにするというその気持ちと
それを実際にしてしまう。
その気持ちが全く理解ができません。

そんなことしたら
その人を取り囲んでいた世界や人がどれほど悲しく大変なことになるのか。
ちょっと考えれば想像できるはずだから想像力の欠如なのか。
そもそも分かっていて悪意だけでそんなことするのか。

腹立たしいやら
悔しいやら
悲しいやら

そんなのでぐったりするわけですね。

日々、嫌な思いをすることはあるけど
その暗い思いを大きくして誰かを巻き添えにして
みんな仲良く不幸になろう。というのはしたくないです。

願わくば
小さな幸せでも誰かと分かち合いながら生きていきたいなと思うわけです。

美味しいお菓子を貰ったら家族や友人と食べたい
面白い本を読んだら親しい人に勧めて感想を語り合い
画期的な健康法を知ったら病気がちな知人にも教えたい

そんな幸せのおすそ分けみたいな人の巻き込み方ができるような
毎日を過ごしたいなという思いを強くするこの頃です。

とういわけで私からの幸せのおすそ分け☺

水栽培のチューリップ球根がすくすくと育って可愛いです。

何かが育つのって
ワクワクしますね。